アムステルダム:生活を感じられる街

アムステルダム:生活を感じられる街

特にオランダに行きたかった訳ではないけれども、とりあえずトランジットがない国へいきたかったということで、オランダへの直通と、同じ場所から帰りたくないという意味において、パリから帰るというルートだけとって、仕事が忙しく、ほぼ何の下調べもせずについたアムステルダム。


結論から言うと、一番独特の文化というか生活を感じ取れたのはこの国だった。初めてだったこともあるかもしれないが、もう一度訪問したいし、久しぶりに住めるような国・都市だなと感じた。


まず街を見て思うのは、自転車大国であること。コンパクトな街であることがさらにそれに適した交通を産んでいる気がする。元々川を堰き止めて作ったダムを拡張して街ができていることも街の独特さを作る要因なのかもしれない。
東京も昔は水の街だったように、運河が町中に整備されているようなもののも異質性があり、その土地らしさということを感じることができた。昔の国や都市の発展において、こういった物流のための水というのは非常に重要だったんだろうなと思いを馳せる。モータリゼーション以前の時代においてはもっと自然と近かったのかもしれない。



街を歩いていると自転車自転車自転車。さすがVanmoofを産んだ国だなと感じる。また個人的に気になったのは小さい1人/2人用の車が非常に多く見かけたことだ。おそらく街の形が規定されているからこそそれに沿ったものが提案されているように思える。


そういった意味匂いても非常にその土地ならではと言う感じを多く感じることができたアムステルダムだった。オランダ全体がそういうのかはわからないが、非常に文化・生活を感じることができた。

人々もおおらかと言う言葉が正しいかわからないが、あの感じは非常に好きだった。それはたとえば大麻が合法であるから町中から匂いがしており、Coffee shopが大麻ストアになっているみたいなところから来ているのか、同性婚をいちはやく認めていて、町を歩いていても同姓同士が手を繋ぐ姿を見れることができることからなのか、飾り窓のような売春においても合法な部分があり、しかもさらに驚いたのがそれが家族達が行き交う飲食店の近くに堂々と存在していたからなのかもしれない。


ある種の雑さと言うものと、多様性というなの包括的な感じが個人的には非常に性に合う感じはあった。いい加減だがそのいい加減ぐらいが人間らしくて非常に好きだった。
たとえば自分が自転車を借りるところも、3時間以上だったら別料金になるのだけど4時間利用したいっていったら、1時間ぐらいだったら3時間料金でいいよ!!みたいなことを言ってくれたりして、日本・東京だったらルールはルールとなるところをゆるく乗り越えていく感じは好きだ。

また観光としては、美術館を中心に回ったがそれも一箇所に固まっているので比較的回りやすくてそれも非常に良かった。またアートへの許容度も高いような気がしており、それもこの街が好きだった要因ではある。

スタートアップ文脈では空港近くにStationFのような施設があったり、クリーンテック系や水関連のスタートアップが多いらしいが、アポもなかったので今回はあまり行けなかった。今後はビジネストリップでもいってみたいなと思う。
ただご飯は正直合わなかった、、w まあ日本が良すぎるから仕方ないのかもしれないけど。パンは異常に美味しかった。最高。

総じて非常に好きな街だった。

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