前回の記事でSpeculative な事業アイデアの考え方について書いてみたが、そのなかでBig Issueの話を記載した。そのBig issueにおいてのスタートアップ起業のトレンドについて考えてみたいと思う。
これもどこかで言語化したいが、つまりロジカルシンキングにおいて捉えられる課題は、変化の少ない時代において、Big Issue(気候変動など)しか残っていなくなってきている / Big issueの時代になりつつあると思っている。(ロジカルシンキングの限界とスペキュラティヴシンキングの可能性より)
このことについて考えさせられたのは、a16zというUSの著名VCが提示したAmerican Dynamismというナラティブについて考えていたからだ。なので今回はその文脈整理を行った上で、日本に転用するとどういった投資テーマ・起業テーマがあるのかを考えてみたい。(ちょっと今更感あるのはご勘弁、考えていたけど書くのが遅くなりました。。)
American Dynamismとは
a16zのメンバーである、Katherine BoyleがBuilding American Dyn
エンタメ領域におけるトレンド
自分もエンタメ分野については興味分野としてみているし、投資もしていく中でいくつかトレンドがあり、それが交差してきているように感じる。例えば下記のようなトレンドなどである。投資をするにあたってもこのあたりの現象が起きる背景を考えていた。
・コレクティブ商品への熱量(スニーカー/トレカ/NFT etc..)
・オンライントレカガチャ/オンラインUFOキャッチャーの流行
・アニメ/IPの流行・躍進におけるグッズの重要性
・オフライン回帰>イマーシブ体験 > これはこちらの記事で書いた
GENDAの躍進
そのようなことを考えていたときに、昨年GENDAという会社が上場を果たした。ご存知の方も多いとおもうので詳細の説明を省くが、GiGOというゲームセンター事業を中心にしながらM&A中心の戦略で成長しているエンタメ企業である。最近だとGAGAなどを買収しており注目の新規上場企業の1つではあるのは間違いない。
その資料を読むときにプライズゲームという言葉とともに、ここ数年のプライズゲームの成長とその成長に対しての仮説の資料を拝見したことが刺激となり、点と
結構自分はエンタメが好きなほうではあるが、雑食である。そんな中でもイマーシブなコンテンツというものが最近流行ってきている。わかりやすいニュースとしては、USJやとしまえんなどのエンターテイメントの施設のマーケティングを手掛けてきた会社がビーナスフォートの跡地を活用しイマーシブ・フォート東京というプロジェクトを立ち上げたのが印象深い。
今回はそのようなイマーシブ体験とはどういうもので、なぜいま着目されているかについて考えてみたいと思う。
イマーシブ体験とは何なのか?
イマーシブという言葉がよく使われていたのはVRなどのようなデバイスであったように当初は思っている。immersiveは直訳すると、”没入感”である。なので例えばVRはまさにイマーシブな体験であると言えよう。ゴーグルをかぶることによって、その世界に入ることができるからだ。
そのようなイマーシブさというのがどんどん派生していき、その世界に没入したように思えたりするような体験のコンテンツのことをイマーシブコンテンツと呼ぶようになってきているのではないかと思う。例えば前述したイマーシブ・フォート東京の説明文には下記のような
この記事を書いている2023年はどういう年であったか?ということを振り返ったときにOpenAIの年だったということは今後言われるのではないかと思う。去年の冬ほどから画像系の生成AIは話題になっていたかつ、よりGPT3のときにも話題にはなっていたものの、Chat-GPTというキャッチーなインターフェースで登場し、世界の在り方を変えるかもしれないAIテクノロジーの社会実装が進んだ年であったのではないかと思う。
それを率いているのがSamAltmanである。SamAltmanの説明はこの記事を読む人はある程度知っていると思うので省くが、1985年生まれの現在38歳(若い)で、元Ycombinator代表で、現在は複数の事業を展開しつつ、OpenAIの代表を務める人物である。
この記事では、VCという仕事をしながら、OpenAIを創設し他にもWorldcoinやHelion Energyなど多数の会社の重役・立ち上げを行ってきたSamAltmanの行動・発言から彼が考える次の未来について妄想・推察していくことを試みる。
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Sam Altman が描く未来の理想の社会
Sa
こちらは下記Podcastの書き起こしとなります。あまり修正は加えてないので多少わかりずらい表現など入っているますがご理解いただければ幸いです。
IVS2023の振り返り
ちょっと経ったんですけど、タイトルの通り、IVS 2023の振り返りをしてみようかなと思ってます。自分がIVSに行ったのは2022年が最初なんですけど、コロナ明けですかね、去年行ったのが初めてで、それまであんまりカンファレンスって、言葉悪いけど時間の無駄の可能性が高いなみたいなところは思っていてました(これは勘違いです、今となっては愚かだったなとおもいます)
コロナによる合理化と弊害
でも去年行って、結構それは反省したというか、コロナ禍によってより進んだのが合理化だと思うんですよね。ミーティングとかも目的ありきのミーティングしかしてこなかったみたいなのが、結構コロナによる、オンライン化による効率化と弊害、どちらもあるなと思っていて、カジュアルな場所でノンアジェンダで喋ることっていうのがなくなっていったのが、コロナとかによっての弊害だったなと思ってます。それは無駄なものが増え減るっていうのもありますし、いいこと